肛門疾患について

います。お尻は敏感肛門には様々な疾患が見られます。
ほとんどは良性疾患ですが、激しい痛みを伴ったり、不快な痒みがあったり、 日常生活にはかなりの支障を来すものが多くあります。 場所が場所だけに、恥ずかしいということで受診するのがどうしても遅れがちです。ごくまれにですが、悪性の病気が隠れている場合もあります。 症状があれば早く受診する事が肝要です。
万一手術になる場合は、当院では手術内容に応じて鎮静薬や局所麻酔、仙骨麻酔(お尻全体に麻酔がかかり、安全な麻酔です)を行ない、安心して手術を受けていただくように心掛けています。

■内痔核:
いわゆる”いぼ痔”です。軽いうちは痒みと、時々出血するくらいです。ひどくなったら脱出します。軟膏による治療や注射の治療(ジオン注射)、手術を行います。
外痔核:
肛門の外側に出来る”いぼ痔”です。症状の大部分はうっ血による痒みです。トイレに長く座っていると冷えて、痔の血管内に血液の固まり(血栓)が出来て、激しい痛みを伴います。ほとんど軟膏の治療と鎮痛薬で治りますが、場合によっては局所麻酔で血栓を取り出す必要があります。

裂肛:
いわゆる”切れ痔”です。激しい痛みと出血が主な症状です。
排便が終わった後もいつまでも痛みが続くのが特徴です。

肛門周囲膿瘍:
肛門に膿がたまる病気です。細菌感染によって起こります。
多くの場合、突然の激しい痛みではじまります。高熱を伴う場合もあります。 早急に局所麻酔で切開して排膿しなければなりません。 入浴して痛みが増強する場合は、たいていはこの病気です。出来るだけ早く受診する必要があります。

痔瘻:
いわゆる”穴痔”です。最初は肛門周囲膿瘍だったと思われます。
肛門周囲膿瘍を何回も繰り返すことによって、肛門周囲の皮膚にトンネルが出来て、膿が出てきます。 一時的にトンネルがふさがると痛みが起こります。何回も繰り返しているうちにトンネルが複雑な走行になり、治療が困難になります。
肛門ポリープ:
多くは肛門乳頭の肥大によるので、排便ごとに脱出します。トイレットペーパーで拭く時に出血します。
肛門周囲の皮膚疾患:肛門にはいろいろな皮膚疾患があります。
太りすぎに見られる間擦疹(いわゆる”またずれ”)、きわめて難治性の肛門掻痒症、肛門周囲膿瘍と間違いやすい膿皮症等々があります。

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